CreativeMorningsで登壇しながら考えた、「ゆるく所属し続ける」ということ
先日、CreativeMorningsというコミュニティのRelease Dayというイベントで、自分が趣味でリリースしたnihonfamily.comという作品について話す機会をいただいた。登壇時間は2分。コミュニティの中からの応募者から選ばれた10人のうちの一人として選ばれたのだけれど、色々感慨深い体験だった。
10年前に惹かれたコミュニティ
というのも、
直近はそこまで頻繁にCreativeMorningsのコミュニティのイベントに参加していたわけでなかったし、
10年前に比べてそこに集まる人たちと自分のいる場所(人生におけるフェーズや興味分野など)が少し離れているのも感じていたし、
当時一緒に足繁く通っていた人たちも皆行かなくなったコミュニティになっていたから。
同コミュニティのカルチャーを形作っているマニフェストには引き続き共感しているし、創業者でありカルチャーを形作っているリーダーのことはとても尊敬している。"We believe in the power of community."という彼らの思想は今の自分の行動の根底にある。
そして、CreativeMorningsのイベントに参加するたびに、エネルギーをもらうという関係性も大きくは変わっていない。
関係性は変わっても、なくなったわけではない
でも、CreativeMorningsへの熱が高かった10年ほど前、東京チャプターがなかった頃に、ブログを書いたときと、このコミュニティと自分の関係性は変わってしまった。一緒に足繁く金曜日の朝CreativeMorningsに行っていた親友はすでにニューヨークに住んでいないことも大きいし、小さい子供二人がいると朝8時半にイベントに参加するのは難しい。場所もブルックリンやダウンタウンマンハッタンが多く、自分の住んでいるエリアからは近くない・・色々な理由で関係性が変わってしまったというのが近年の状況だ。
とはいえ、私自身CreativeMorningsとの関係性が完全になくなったわけではなく、メールのニュースレターは時折目にしているし、イベントの案内が流れるとどういう人が今回は登壇しているのかな・今月のグローバルのテーマは何かな、と気にしたりするくらいはしている、そんな間柄。
久しぶりに戻った - Release Dayというきっかけ
そんな中、今回、登壇する側としてちょこっと参加することが起きたりしたのだ。
人間関係と一緒で、コミュニティとの関わり方もこうやって変化することができて、それも良いのだと思える不思議な体験だった。
久々に参加したコミュニティは懐かしいようでやはり異質なものなようで、自分より10歳ほど若い人たちがボランティアとして切り盛りして盛り上がっている、オシャレピープルで溢れている空間は今の自分にとってのコンフォートゾーンの外でドキドキした。
Release Dayというコミュニティの実験・自分にとっての成長機会
今回登壇したのは、昨年小さくプロトタイプで始まったというRelease Dayという取り組み。
完成を待つのではなく、まず世に出してみる。小さくても不完全でも、自分がつくったものをリリースする。そしてコミュニティがそれを応援する。
なぜなら「クリエイティブ」活動は時に孤独になりやすいから。どんな「クリエイター」もリリースするという節目を誇りに想い、祝い合う機会に意味があるから。
その考え方は、とてもCreativeMorningsらしいと感じた。
私もその流れの中で、ひっそりと趣味としてClaudeの練習がてらつくってみた「nihonfamily」をリリースしてみた。
選ばれるとは思っていなかったけれど、結果として登壇する機会をいただいた。もちろん嬉しかった。個人事業主として生活しているとストレッチする機会や自分のコンフォートゾーンを出る機会というのは必然的に少なくなる。そういう意味でも自分の成長のためにありがたい機会だった。
「ここにいたい」と思える場・コミュニティづくりの視点
マニフェストに共感して集まっている人が作り上げた空間であるように、みんなインクルーシブでお互いを尊重している、そんな成熟した雰囲気が流れていて、ドキドキしつつもホッとしている自分がいた。
イベントの内容や参加者の属性というよりも、そのコミュニティにいる人たちがどうshow upしているのか(doingよりもbeing)。
新しい人や久しぶりの人をどう迎えるのか。
どんな対話が生まれるのか。
リーダーたちがどんなコンテイナー(場)をつくっているのか。
そういうものが積み重なって、「このコミュニティに関わり続けたい」という感覚が生まれる。
そんなことを初めて具体的に私に見せてくれたのが10年前のCreativeMorningsだったなー。
そんなことを思ったりした。
コミュニティとの関わり方は一つではない
コミュニティをデザインする側であることが最近多い中、改めて一参加者としてCreativeMorningsに行ってみて思ったこと、それはコミュニティとの関わり方は一つではない、という当たり前の事実。
毎回参加する人もいる。
運営する人もいる。
私のように、遠くから眺めながら、ときどき戻ってくる人もいる。
人との関係と同じように、コミュニティとの関係も変化する。
以前と同じ距離感ではなくなっても、そのコミュニティが自分に与えてくれたものが消えるわけではない。
Release Dayで登壇しながら、そんなことを考えた。また今年も1-2回はCreativeMorningsのイベントに行ってこよう。
2分登壇した箇所の録画はこちらから。
リリースしたnihonfamily.comはこちら。それについてはまたどこかで書いてみたい。
関連エントリー:
Mediumに10年前に書いた記事 なぜか東京にはまだないCreative Mornings
SYPartnersのKeith Yamashitaさんの回に参加した後に書いたこと:「再生・やり直し」に必要なこと
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